DJI RS 3 PRO COMBO システム【+α】

言わずと知れたDJIのジンバル(スタビライザー)のRS 3 PRO COMBOセット

このRS 3 PROは、DSLRカメラからSONYのCinemaライン カムコーダーFX6クラスまで搭載可能である

今回このRS 3 PROにカメラをSONY/FX3、レンズにCarl Zeiss/Compact Prime CP.2 35mm、 DJIのFOCUS PRO COMBOセットとTRANSMISSION 遠隔モニターを組み合わせてみた

 

ジンバル側の機器の電力は、すべてRS 3 PROから供給されるため、標準のバッテリーグリップでは持続時間が短くなるので、外部にVマウントバッテリーを装着した

 

 

トランスミッターは、RS 3 PROにカメラをマウントするアームの裏側(カメラの下)に専用のプレートを使って装着される

 

レンズにはFOCUS PROのフォーカスモーターとアイリスモーターが、そしてカメラ頭頂部にFOCUS PROのLiDARセンサーユニットを装着する

 

LiDARユニットが被写体のAI識別やターゲットまでの測距と追尾を担う

Compact Primeとはいえ、シネマレンズは大口径なことからLiDARセンサーのカメラに見切ってしまい、そのままでは正確な動作がされなかった

そのためカメラ頭頂部のシューとLiDARユニットとの間に、シューアダプタを噛ませてこれを回避した

カメラ周りすべての機器・ケーブルが装着されたところでカメラの重心バランスを調整する

パン/チルト/ロールの重心バランスがとれるように微調整を行なう

※写真ではチルト後方にバランスが偏っているので前方へ調整してバーが緑色か非表示にする

レンズを交換したり、直接カメラに何かしらの機材を追加したり(または外したり)した場合も当然重心が変わった可能性があるのでバランスを取り直す必要がある

 

FOCUS PROのハンドユニットには、カメラの映像をモニターしながらレンズコントロールできるように、TRANSMISSION遠隔モニターをセットした

この遠隔モニターでは映像を受信するだけでなく、カメラ本体のメニューを表示・コントロールができるのも評価が高い

 

 

RS 3 PROのハンディでのスタビライズ運用については説明は不要かと思うので、今回はターゲットのトラッキング追尾と、FOCUS PROを使ってマニュアルレンズでのオートフォーカス機能を確認した

 

FOCUS PROでは、使用するレンズのキャリブレーションはモーターユニット内に保存されるため、あらかじめ保存されたレンズデータがあれば、装着後のモーターキャリブレーションだけで良い

RS 3 PROには、FOCUS PROのグリップユニットと同等の機能が内蔵されており、RS 3 PROのオペレーションスクリーンだけで操作は完結する

FOCUS PROのグリップユニット

 

また、RS 3 PROには( M )ボタンが用意されており、レンズフォーカスのAF/MFの切り替えも出来るようになっている

LiDARセンサーからの映像をモニターでき、ここでAIによる識別の確認やターゲットの選択を行なうことができる

 

実際にトラッキング追尾する様子をムービークリップで用意したのでご興味のある方はどうぞ

以下のリンクをクリック!

Tracking Clip (戻る時はブラウザの戻るボタンで)

 

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